「もっとコスチュームジュエリーを知ろう‼︎ ⑤」by 中島あけみ♪

どんなものも、私を輝かせるコスチュームジュエリー

〜暮らしに寄り添う、私だけの宝物〜

手のひらの中でそっと輝くコスチュームジュエリー。
それは、あなたの“好き”が形になった、小さな奇跡のような存在です。

ガラスや金属の集合体にすぎないモノなのに、ふと心に触れてくるような特別な存在感「これは、好きという気持ちが形になったもの」そんなふうに感じる瞬間があります。

これまでの連載では、

  • 作る楽しさ
  • 身に着ける喜び
  • 暮らしに活かす豊かさ

この3つをゆっくりと辿ってきました。

素材に出会った時のトキメキ
自分のために選ぶワクワク感
日常の中で気持ちをそっと明るくしてくれる優しい温もり
それらはバラバラのようでいて、一本の糸で静かに繋がっています。

その中心にあるのが、「心の中にある輝き」です。

今日は最終回として、もう一歩踏み込んで「どんなものも私を輝かせる」という視点から、暮らしに寄り添うコスチュームジュエリーの物語を綴っていきたいと思います。

すべての輝きは、心の中から

 

コスチュームジュエリーの輝きはどこから生まれてくるのでしょうか?
ガラスの反射?
丁寧に編み上げた造形?
それともデザインそのもの?

もちろん、そのどれも大切ですが、もう少し深い場所を覗くと、その輝きは「あなたの感性」 から生まれているように思います。

ガラスビーズ、メタルパーツ、糸、ワイヤー。
素材だけを見れば、どれも特別なものではありません。
日常で目にするものばかりです。
それなのに、なぜ心を明るくしてくれるのでしょう。

その理由はきっと、心が動く瞬間があるから

ビーズを並べながら「どんな形にしよう」と考える楽しい時間
「今日はこのネックレスを着けたい」と選ぶトキメキのひととき
ふと身につけたジュエリーが、表情まで柔らかくしてしまう瞬間

そうした小さな心の動きが、ジュエリーの輝きを内側からそっと灯してくれるのです。

この「心地良さ」の基準は人によって違いますが、各々にある色の好み、形の好き嫌い、心地良いバランス、その違いこそが面白さであり、その人だけの美しさに繋がります。

誰かと比べなくていいし、正しさを探す必要もありません。
ただ「好き」と思える気持ちが、ジュエリーの輝きを育てていきます。

「好き」から生まれる輝き

 

コスチュームジュエリーはとても自由です。
価格や素材の希少性が価値を決めるのではなく、大切なのは「これが好き!」という気持ち。
一番の価値は 「自分がどう感じるか」ではないでしょうか?

フリーマーケットで見つけた古いブローチ

友人が選んでくれたピアス
自分で作ったブレスレット
祖母から受け継いだリング

どれも「これが好き」と思えた瞬間に、その人の大切な宝物になります。

そして、ジュエリーを手にした人の表情がふわ〜と明るくなる瞬間。
これこそ、コスチュームジュエリーの最大の魔法だと思うのです。
心の中に芽生えた「好き」という感情。
この「好き」が深まると、自然と「似合うもの」も見えてきます。
初めは、色選びに迷ったり、長さがしっくりこなかったり、けれど何度も着けていくうちに、
「このバランスが気持ち良い」
「この形は私らしい」
そんな感覚が育っていくのです。

似合う形や長さ、大きさは十人十色

  • 背が高い人は大胆なボリュームも自然に決まる
  • 小柄な人は短めのネックレスが上品に映える
  • ピアスの着け方によって顔周りの印象が変わる

そんな細かな違いが、人それぞれの魅力を引き出します。

そして「好き」と「似合う」が重なったとき、人は自然と輝きます。
その輝きは心の内側から生まれるものなのです。

暮らしの中で息づく「私だけのジュエリー」

 

コスチュームジュエリーは、手にした瞬間よりも、身に着けて時間を重ねるほど、その人の物語が作られ、経年美化されます。

使い込んで劣化したお気に入りのブローチ
季節が巡るたびに身に着けたくなるネックレス
修理をしながら大切に使い続けるピアス

それらの少しずつの変化は、人生と気持ちにそっと寄り添ってきた証です。

コスチュームジュエリーは「モノ」でありながら、
その人の時間や感情と共に歩んだ親友

祖母から受け継いだネックレスを見て、声や仕草、懐かしい香りまで思い出したり、友人から贈られたブローチを着けると、その日の会話までふと蘇るなど…

そんなふうに、ジュエリーは記憶を呼び起こし、心を温めてくれる存在でもあります。
身に着けるたびに、自分の内側にあった「自信のかけら」が静かに育っていくのを感じられる。
そういった意味でも、暮らしの中で息づくコスチュームジュエリーは、人生そのものを映し出す小さな鏡のようです。

ただの「モノ」ではなく、その人の時間や思いが重なった、小さな記憶の層です。
季節、会う人、場所、気分、その時の心の温度
それらがすべて重なり、ジュエリーが見せる表情も少しずつ変わっていきます。

その時々の「心の温度」によって、ジュエリーの表情も変わる。
それがまた、愛おしいと思えるのです。

どんなものも、コスチュームジュエリーになる

 

コスチュームジュエリーの最大の魅力は、素材に限りがないこと。
リボン、ボタン、古いバッグの金具、拾った貝殻や石ころでさえ、「綺麗だな・・・」と心が動いた瞬間に素材になります。

どんなものも、「好き」と感じた瞬間に息を吹き返し、その人の感性の中でコスチュームジュエリーに変わってゆく、高価な石だから輝くのではありません。
輝く理由は素材ではありません。

身につけたあなた自身が、その瞬間に輝きを生み出すからなのです。

これが私らしい」と思える気持ちが育つほど、あなたの世界はどんどん自由になっていきます。
その自由さは、暮らしの中に「小さな光」として現れ始めます。

コスチュームジュエリーは、暮らしに寄り添う小さなアート

コスチュームジュエリーは特別な日だけのものではありません。
むしろ、なんでもない日こそ、そっと心を整えてくれる小さなアートです。

少し疲れた日には、お気に入りのピアスが元気をくれる。
気合いを入れたい日は、大ぶりのネックレスが心を支えてくれる。
そんな小さな光が、忙しい毎日にふわりと優しい変化をもたらしてくれます。

暮らしの中にある無数の「ささやかな瞬間」。
そのひとつひとつに寄り添い、あなたをそっと整えてくれる。
それが、コスチュームジュエリーの“日常に寄り添うアート”としての魅力だと思います。

私は、

毎日服を着替えるように、ジュエリーも着け替える日常があったなら、きっと暮らしはもっと軽やかで心豊かに楽しくなると思っています。

それは、色・形・質感。
そのどれもが今日の自分に寄り添ってくれるはずだから。

輝かせるのは、ジュエリーではなく「あなた自身」

 

最後に

輝くのはジュエリーではありません。
あなたが身につけることで、あなた自身の輝きが引き出されるのです。

ジュエリーはその小さなきっかけを作ってくれる存在。
光を放つのは、あなたの中にある感性と、あなたらしさです。

どうか、あなたの「好き」を信じて
自分らしい輝きを、日々のなかでそっと楽しんでください。

1年間拙いコラムにお付き合いくださいましてありがとうございます。

コスチュームジュエリーが、あなたの暮らしに寄り添い、小さな光となりますように。

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